MXテレビ他で絶賛放送中のアニメ『からかい上手の高木さん』ですが…
不惑にして、たまたまMXテレビで放送されていたアニメ『からかい上手の高木さん』にハマってしまいました。
パート1の途中で見始めて、現在放送中(2019年7月~9月)のパート2は毎週録画している始末。
MXテレビはいい仕事するなあ。
ハイスコアガールと双璧、甲乙つけがたい作品です。
ちなみにハイスコアガール2が2019年10月4日(金)25時05分からオンエアーされるのでこれまた楽しみ。
放課後ディストラクション、名歌です。
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高木さんの甘酸っぱい感じ、たまりませんね。
中学生の時に日テレで再放送していた『気まぐれオレンジロード』を見ていた感覚を思い出しました。
もしくは、同じく中学生の時に『海がきこえる』を見たあの衝撃。
ほんとキュンキュンさせてくれる名作たちです。
余談ですが『海が聞こえる』と『気まぐれオレンジロードの劇場版』の監督が同じだってことを後から知って、『ああ、なるほど』と勝手に納得してしまいました。俺が好きになったのも必然だったんだなと…
あと、海が聞こえるのドラマ版で佐藤仁美がヒロインだったってのが今ではなかなか感慨深い…
とまあ、おじさんになると懐かしい思い出話ですぐに脱線してしまいますが、高木さんの話に戻しましょう。
からかい上手の高木さんがモテる理由
高木さんが絡む男子は、ほとんど西片しか描かれてないのでわかりませんが、恐らくその他の男子からもモテてるはず。
実際、『高木ちゃんも男子から人気あるからねえ』みたいなセリフがあったような…林間学校の回の時だったっけ???
こんな記事書いてながらも、特段コアなファンでは無いのでうる覚えでスンマセン。
まあ、兎に角モテてはいるようです。
では、なぜモテるのか?
理由を考えてみました。
- 美人で可愛い
当たり前ですがブサイクはモテません。女は愛嬌では無く、基本、顔です。
ブサイクにからかわれたら問答無用で怒りがこみあげるでしょう。
からかいが許されるのは美人のみです。
カッコイケメンは除く…と同じことです。
もし、ブサイクにからかわれ続けたらノイローゼになって、ストーカー被害で訴えます… - 呼び捨てで呼んでくる
高木さんが西片に対して、距離感を詰めてくる演出が多岐にわたって描かれてますが、一番効果的なのは呼び捨てじゃないかと。学生時代は特に、下の名前を呼び捨てで呼ばれたりすると結構テンションあがります。
ええ、男子は単純ですから。
女子に対して下の名前で呼び捨てするのは『うぜーよ、お前。勝手に距離縮めてくんなよ、バーカッ』って思われる確率が高いですが、男は大抵喜びます。
多分、それまで好きでもなかった相手から呼ばれたら、それだけでも意識してしまう可能性大です。
ええ、何回も言いますが男子は単純ですから。西片も自分は『さん付け』で呼んでいるのに、いつの間にか呼び捨てで呼ばれていることに対し、違和感から高木さんから自分だけは男子の中で呼び捨てで呼ばれていることに対するスペシャリティを感じて洗脳されていってるような感じです。意識せざるを得ない状況に持ち込んだ高木さんの戦略勝ちです。
この辺を意識的に使いこなすのがモテる秘訣です。
一歩間違えると女子からは嫌われそうな一因になりそうですが高木さんはギリセーフな感じです。 - 相手をよく観察している
西片から挑まれる勝負ごとに対し、驚異的、かつエスパーかと思われるぐらいの想像力・推理力を巡らせて、ことごとく勝利してしまう高木さん。
西片が単純だという難点はありますが、やはり普段の西片を観察しすぎなくらいチェックしているのがモテる要因。
ちょっとした変化も見逃しません。
女性に『髪切った?』とタモさんばりに聞くのと同じように、西片のちょっとした心の動きや変化を指摘する高木さん。
『自分のことを見ててくれてるんだな』と嫌でも感じるわけだからそりゃ意識するわって話です。そもそもシャイな西片にからかいをするのも、それが一番彼とコミュニケーション取りやすいと感じたからでしょう。
西片からすればいつもからかわれる高木さんに対し、『いつかギャフンといわせてやる!』という高木さんと接するための大義名分ができるわけで。
これが無ければ普通に会話することもままならず、二人の間は一向に縮まりそうも無かった訳で。
相手に合わせた距離を縮める最適な方法を見つけた高木さんの勝利です。これも西片の性格を瞬時に見抜いたゆえのことかと。
- 母性を感じる
時折高木さんが西片の母親のように見える時があるんですよね。
母性的というか。
西片の成長を温かく見守っているような感じ。
まあ、中学生なので男子の方が幼いのはしょうがないのですが…
基本、男はマザコンが多いので安心感を覚えているのかもしれません。西片が勇気を出して夏祭りの約束をした時、おつかいで買ってきたはずの缶ジュースを『これでもか!』ってくらいに西片にあげちゃうシーン。
なんか田舎のばーちゃんが別れ際に一杯お土産をくれたことを思い出しました。
そこまでいくとグランド母性まで感じてしまうという…
そんな訳で、高木さんがモテる理由を考えてみました。
それにしても夏祭りの回、エンディングテーマはもちろん『夏祭り』歌ってくれませんかね?
それと夏祭りの約束した回のラスト、個人的にはゆずの『夏色』歌って欲しかった…
チャリンコが印象深かっただけに…
高木さんパート1のELT『出会った頃のように』がかかったタイミングは歴史に残る名シーンでしたので、同じような神曲とのコラボ期待。